どうしよう、こうしよう、そうしよう
何時も通りさ
立ち止まり、振り返り、空仰ぎ
ため息をつく
あぁでもない、こうでもない、そうじゃない
悩んでみても答えは出ない

曇り空、通り雨、傘もなく
天気予報に
だまされて、走り出す、雨宿り
悪くないでしょ
落ちてゆく、つま先を、一滴
地面について形なくした

気がつけばもう大人
悲しみは乗り越えただけど、
ささやかな願いの粒は、
手のひらから流れ落ちた
初めから決め付けて、
諦めてばかりの毎日に、
慣れすぎてしまって
なにひとつ掴めなくなる。

今、まさに越えたスタートライン
見たことのない何かを見て見たくて
震える足、押し出す
まだ、諦めきれなくてあがく
くじけそうな心押さえつけて
進む先に道がなくとも
ただ、前を向いてゆけ


つまらない毎日を流してく
そんなものでしょ
時間だけ過ぎてゆく残酷に
戻れやしない
あれがしたい、これがしたい、できやしない
そんな言葉で大切なものは置き去りのまま
未来を描くことなんて出来やしないさ

昨日までの僕のぶれた心は、臆病で
何一つ出来やしないなんて、
過去から逃げてただけ　
だから、ここから始め直せばいいさ、
何度でも・・・・
敷かれたレールを歩くだけじゃ
いつまでもたどり着けないさ
無謀でいいじゃない
まだ、終わらすわけじゃない
蕾が花を咲かすように、物語を始めてみるよ
restart...restart...
ここから歩き出そう