待ち合わせなんか つらいだけ
鳴らない携帯(でんわ) 指を滑らせ
パズルの色を合わせてる
いくつ解いても 残る難題


3杯目の珈琲が
テーブルで冷めてく
店に流れる Oldies
やけに優しく響いて


何回目だっけ 待ちぼうけ
惚れたはれたも もう限界
どうせ忘れているんでしょ
釣った魚にエサはいらない


「何一つ求めない」と
タカをくくっているのよ
与えるだけのAngelは
堕天を夢見ている


あなたに会わなけりゃ
寂しさなんて気づかずに
暮らしてた きっと
慌ただしい都会で
独りじゃないって
思った時から始まる
孤独の負の連鎖(スパイラル)
グルグル



あなたの部屋まで行こうかな
ドアを開けたらきっと言い訳
どうせ自分のことばかり
惚れた弱みも もう限界


何一つ残さないよ
首を洗って待ってて
天使は空をあきらめた
後は堕ちてくだけ


あなたに会った時
かけがえのない人だって
思いこんだのが
甚だしい誤解で
あなたじゃないって
悟った時から始まる
素敵な地獄篇(インフェルノ)
カラフル



高らかに吹き鳴らせ
滅亡(おわり)を告げる角笛を
ラストシーンなら
華々しくいきましょ
デタラメな恋模様
バラバラに 粉々に
あなたに出会ってなんか
ないから

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

どうせアタシは天使じゃない

みるくかふぇさんのアルバム「恋スルタイヨウ」収録。

ご注文は「滅茶苦茶な彼氏なんだけど好きで好きでたまらない」って話で、曲調はロックンロールを、というものでした。んじゃ懐かしの「ロックンロールウィドウ」とかモチーフでいってみようか、と思いましたが、相手がロック一筋とかいうわけでもなく、何もかも滅茶苦茶では見切りをつけちゃったほうがいいんじゃないかと思い直して、この歌詞が生まれました。
まあ天使って本来、そんなに寛容ではない筈なのですよね(^^;)

閲覧数:248

投稿日:2019/10/29 06:12:07

文字数:542文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました