いつも 指折り数えた
いつか 指は足りなくなる
だから 指差し数える
これは 明日には消えるナンバー
いちに 親指を折った
きゅうじゅ 指が足りなくなったから 指差し数えた
あたし ナンバー エイティエイト

膝を抱えて 針が進むのを待つ
一人 二人と 場所が空くまで

一秒でも 一瞬でも 真っ白な紙切れの中に
一行でも 一言でも 足跡を残したい
一回でも 一生でも なんでも構わないから
エイティエイト エイティエイト あたしを求めてよ

膝を 抱えて待つ朝
針が 音を鳴らしながら進む
指差しを止めた
今日も ナンバー エイティエイト
いつも 指折り数えた
いつも 指は足りなくなって
もう 数は曖昧だ
明日も 愛は足りないや

空いた場所には お決まりの誰かがいて
逃げたあたしの 居場所は此処だ

いつの日も いつまでも 求める君を求めていて
一行でも 一言でも 言い訳を並べてる
一回でも 一生でも いつでも構わないから
一秒でも 一瞬でも あたしに応えてよ

右手の親指がいち
左手の小指がじゅう
足して足して引いて
抜けて空いて消えて
居ない居ない居ないナンバー
欲しい欲しい欲しいナンバー
足した 引いた あとは
腹割って駆けるだけ

エイティエイト エイティエイト 伸ばした膝裏が痛む
いつからか いつの間にか こんなにも離れていた
名前でも 記号でも なんでも構わないから
エイティツー エイティツー 証を求めてる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

No.

あたしはここに16よ、というあそび。

閲覧数:230

投稿日:2012/02/07 04:08:39

文字数:618文字

カテゴリ:歌詞

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