数多の星煌く 藍色の月夜の下
隙間風に誘われ 仄かな灯へと

空ろな闇は 白衣(しらきぬ)を穢し
私を果てなく導く

散り逝く思い出(ひび)の欠片 
紡ぐ事は叶わず 雫と姿を豹え 頬を伝う
粉雪が讃える此の冷たさから
唯 貴方を救いたくて――


嗚呼…微笑み交し合った あの頃
嗚呼…還らない 戻らない
嗚呼…貴方は(私は) もう 微笑わない(微笑えない)

数多の雲流るる 藍色の月夜の下
白光に映された 桜の花が舞う

空ろな土は 足許で眠る貴方を
最期(あのとき)の儘で

散り逝く思い出(ひび)の欠片 
紡ぐ事は叶わず 雫と姿を豹え 頬を伝う
粉雪が讃える 此の冷たさから
唯 貴方を救いたくて

明け行く夜陰の刻
風は草木を薙ぎて 呪縛の如く纏う 霧を払う
滴る朝露が 花弁を伝い
夢の終わりを告げていく

貴方を残して
二人を切り離して
全ては幻

私は彷徨う
今宵も夢の中
貴方を探して

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • オリジナルライセンス

夢遊病

死して尚、終わらない夢(あい)を繰り返す――。

歌詞を基にした小説↓
http://piapro.jp/t/PxzH

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投稿日:2016/03/23 00:24:50

文字数:401文字

カテゴリ:歌詞

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