吐息が交わる渇いた夜 滑る指先
絡みつく視線ごと焦がしたくて
瞳の奥まで貫くような強い誘惑
堕ちるまであと2秒、許して

飾り立てたkiss 言葉の裏
曖昧なラインに酔い痴れ
何もかもを忘れるくらいに
激しさで軋む身体溶かして

琥珀色の三日月のように
黒い波の上で踊る
星たちも眠る頃
聴こえるのはただ、Liar
赤い薔薇の花弁を散らし
抱き締めた温度に溺れる
呼吸すら飲み干した、果ての涙


ネオンが瞬く冷たい街 枯れた純情
掠れゆく想いごと燃やしたくて
頭の中まで揺れてるような淡い錯覚
触れるまであと5秒、壊して

積み重ねた嘘 仮面の中
悪戯なサインに酔わされ
何もかもが消えていくたびに
寂しさで埋めたココロ探して

茜色の唇に寄せた甘い蜜が頬をなぞる
傘すらも手放して戯れの跡の幻を
幸せな物語のような
安いお伽噺はいらない
欲しいのはひとつだけ、宵の彼方


琥珀色の三日月のように
黒い波の上で踊る
星たちも眠る頃
聴こえたのはただ、Liar
赤い薔薇の花弁を散らし
抱き締めた温度に溺れる
呼吸すら飲み干しただけの貴方

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

【依頼作品】ミッドナイト・アンバー

――堕ちるまであと2秒、許して。

https://sites.google.com/view/studiosunnyray/discography/nijiiro_symphony
2020秋M3【日の当たる場所】様の新譜『にじいろシンフォニー』Tr.3「ミッドナイト・アンバー」の作詞をさせて頂きました。

アンニュイでエロティックな雰囲気を出してみました。

閲覧数:124

投稿日:2020/10/25 18:15:34

文字数:470文字

カテゴリ:歌詞

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