見えないようにしてたんだ
二人だけの合言葉を
「イツカ コノキノシタ
マタアイマショウ」って
子供みたい

短くない時が過ぎて
姿も声も変わったけれど
ここで誓った約束は
今も覚えてるよ

風に揺れる緑に
柔らかな木漏れ日に
微笑み 残し消えていくようで
手を伸ばし叫んでも
木霊が聞こえるだけ
隣に君はいない
足跡だけの私
立ち止まったまま

見えないようにしてたんだ
君と私の現実を
ずっと泣いていた
君の姿 霞んで見えない

短くない時が過ぎて
世間も町も変わったけれど
ここと君との思い出は
今も変わらないよ

煩い蝉の声も
ゆっくりと降る雪も
私を 形造る一欠片
ただ一つ違うのは
認めたくないことは
静かに落ちた欠片
世界にここに君は
君はもういない

約束の木の下に
君の面影はない
思い出 二人だけの合言葉
姿は見えなくても
変わらずにそこにある
欠片に触れて気づく
約束ほんの少し
果たせた気がした

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

森の約束(曲先応募作品)

幼馴染みを小さいときに亡くすって、どんな感じなのかな、って。
綺麗で静かな曲のイメージにあった歌詞がかけたのかな
文字数などの改編は受け付けます
(あんまり変えられそうにないけど...)

閲覧数:104

投稿日:2016/10/17 00:00:28

文字数:409文字

カテゴリ:歌詞

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