君の虚像に温められていた
刹那の幸福を求めて
本当に馬鹿だったけど
同時に自分が愛おしかった

出会ってしまった私が悪いの?
生まれてしまった君が悪いの?
狭い世界に閉じこもって
色の無い愛を囁いていた

君の色に染まりたかったよ
求めた分だけ返して欲しかったよ
報われやしない感情だけ
吐き出して満足したフリをした
狂おしい想いに 心臓が焼ける



情緒不安定な心の病みを
愛故の涙と勘違いした
浅はかで 愚かで 可哀想な私
それでもやっぱり愛おしかった

出会ってしまった私が悪いの
生まれてしまった君も悪いの
「愛してるは大袈裟だから」
味気無い「好き」を呟いていた



思い出は一つ一つ消去しつつ
この想いだけは消さない
惨めに君に縋る私を許して
出来る事なら永遠に
君の優しい声に包まれたい



想い描いた君は優しかった
美しかった
忘れてしまう事は出来ない



そして虚像は紙に戻る
そして虚像は塊になる
そして虚像は映像になる
そして虚像は
夢の中で蝶になって飛んだ



君の色に染まりたかったよ
求めた分だけ返して欲しかったよ
報われやしない感情だけ
吐き出して満足したフリをした
狂おしい想いに 心臓が焼ける

君の腕に包まれたかったよ
ただ一言だけ「好き」が欲しかったよ
鱗粉のようにこびり付いて
脳髄に浸透したこの気持ち
忘れる訳が無い 忘れられない

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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愛しのDreamButterfly

閲覧数:110

投稿日:2019/04/05 14:45:49

文字数:591文字

カテゴリ:歌詞

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