未完成な呪文で
世界の息の根を止めろ
場違いな嘘も
やり過ごす今日も
就中この瞬間が、ああ

俺の神経にがりがり爪を立てて
じわじわ苦しみぬいて死にゆくのか

間違いをひとつ見つけるたび
呪いの言葉をつぶやいた
甘い嘘ならばそれでもいい
まだ見ぬ世界を見せてほしい


呪いは俺を焼いて
それでも心は失えない
出口は見えず
誰にも頼らずに
憎しみからまた呪を吐いた、ああ

元の木阿弥だ 再び傷を負って
抜き足差し足で忍び損ねた

隷属隷従の日々を壊せ
逃げ出すくらいなら燃え尽き死ね
存外すべて単純なことで
額衝く要など無かったのか

冷淡な声色、無限の苦痛が支配する世界
死にたいなんて楽な台詞だろう
今、呪いが、世界が、俺すら形を無くす!

ろくでもない今日はまたも燃え上がり
奔る俺を尻目に生まれ変わる

変わらぬ明日を蹴り上げてゆけ
奔り疲れて倒れる日まで
羅針盤ひとつ掲げたら
ずっとこの足で歩いてゆく

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
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咆哮

あいうえお作文。頭文字を取ると有名な和歌になります(を→おとかはあります)。
だからなんだっていうほど内容には一切関係ないんですけども。

閲覧数:173

投稿日:2013/11/27 23:43:13

文字数:407文字

カテゴリ:歌詞

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