懐かしい声が響く
誰かを迎えに来る声が
何もない事実だけが通り過ぎる

何故あなたは優しいのか
冷たい輪廻 たどっている
どうか虚ろな瞳で映さないで

もしもが許されるなら
真っ先に手繰りに行くでしょう
熱い鼓動を求めるままに
禁断のひと口を逃さないよう
手の上で操っていたい

振り向かないでほしい
余韻を抱きしめるの
視線に刺さる歪んだ愛情は
どの辛辣さよりも突き刺さるから
いっそのこと忘れてしまったら?
暗闇に身を投げる方が幸せでしょう

温い心臓が熱を帯びる

晴れやかな人生と
誰もが揃えて言う
傷残る事実だけが睨みつける

何故あなたを愛するのか
幾つもの跡 なぞっている
どうか綺麗な指先で触れないで

毟られる憂いの蝶
何もかも壊してしまおうと
脆い恋を崩すのならば
禁断の園から出られないよう

乾いた心と あなたの囁きが
掴んで離さない 胸の奥 突くように
私はあなたなしではいられなくなる

振り向かないでほしい
余韻を抱きしめたいの
視線に刺さる歪んだ愛情は
どの辛辣さよりも突き刺さっていたから

何故あなたは優しいのか
冷たい輪廻 たどっている
どうか虚ろな瞳で映さないで

それなのに…
何故あなたは微笑むのか
色褪せずに 残っている
どうか虚ろな瞳で見つめないで

もう 振り向くことを許されない
虚無に抱きしめられる
独りきりの私の歪んだ愛情は
どの哀しみよりも乾き切っていたから、と

あなたの夢の中で
もがき続けるのでしょう

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

憂い熱情

かなり久しぶりの投稿になりました。生きてます。

閲覧数:76

投稿日:2015/03/03 23:30:21

文字数:632文字

カテゴリ:歌詞

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