作詞 笹平ひかり


指さき滑らせて解(と)く
長い髪ほぐし揺らす
温かい体温さえ
絡みついて離れない

部屋のすみに
探しているんだ

倒れたままのゴミ箱
あふれたまま見つめてる

君と並んで作った
オムレツ
ミルクと甘い味がした

もしも、あした晴れたら
必要ないけれど
傘さして歩こうひとりで

さみしくないよ
けど.....


つま先震えて揃う
高鳴る線路の前で
汗ばむ体温さえも
絡みついて離さない

あと一歩だけ
勇気怯むから

倒れたままでいたのは
泣いてるまま僕の影

君と並んで歩いた
坂みち躓く
ぎゅっと抱きしめる

もう二度と逢えないの?
そんなわけないだろう?
星空に叫んだ

逢いたい...!

帰ってきて欲しい.....


ぬるい風吹き
追い越してゆく
僕も連れていってよ、ねぇ

倒れたままのゴミ箱
泣かないフリ片付けた

君の好きだった場所は
窓辺の小さな緑色の椅子

もう二度と逢えないね
たまに泣かせて欲しい

君の大好きだった場所の
窓辺のあの椅子で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

星降る夜のセレナーデ

ryota01さま楽曲への歌詞応募作品です。
https://piapro.jp/t/-OqC

彼女(妻)に先立たれた男性目線の歌詞です。

よろしくお願いいたします。

閲覧数:250

投稿日:2024/04/16 07:26:29

文字数:447文字

カテゴリ:歌詞

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