額縁の外 今日も眺め
退屈すぎて リズムを刻む
青白い月 満ちて欠けていく
うたた寝する猫のように

今宵、街を歩けば
誰もがあたしを二度見する
洒落た靴 踊らせて
見つめれば もう逃がさない。

寂しさが広がる 薄暗い部屋に
もう眠らなくていい
「気まぐれな夜なら 寄り添ってあげる」
孤独な瞳に
映るは 私だけ。

空に瞬く星のように
命を燃やし 朽ち果てるなら
痛みも 涙も 全て捧げて
夢を見せる

映画的 恋なんて
あたしには価値なんてないわ
詩劇的 音楽と
途切れぬ愛があればいい

愚かさが手招く 薄暗い影に
もう怯えなくていい
「怖がりな夜なら手を引いてあげる」
盲目な瞳に
映るは 貴方だけ。

向かい風 囁いた
「心こそ世界を変えるの」
落ちる涙 拭いたなら
流れる星にキスを 唇に花を
舞台に彩りを

切なさが差し込む 薄暗い明日に
もう眠らなくていい
「夜更かしな夜なら 抱きしめてあげる」
潤んだ瞳に
映るは 私だけ。

映るは 私だけ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

夢幻劇のタンゴ/るりねまろfeat.KAITO

閲覧数:17

投稿日:2024/03/25 15:49:01

文字数:432文字

カテゴリ:歌詞

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