平静をよそって登る階段
終わりも見えずに先を急ぐ
漆にかぶれた掌見つめ
もうの手には彫刻刀

血に滑って奈落の底へ
椿の花びら舞っていく
先の繋がれていない赤い糸
ふわっと重力に従って

落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて
落ち続けて
切って切って切って切って切って切って
その手で切って…

誰もが仮面を被った道化師
笑顔の奥底を見つめて
墨と漆どちらがより黒い?
おどけて聞いて染め上げて

漆黒の闇からフラッシュ
チューベローズが手招きする
甘い香りの鳥籠の中で
ふわっと謀略に落ちていく

取って撮って録って採って盗って捕って
とり尽くして
愛を愛を愛を愛を愛を愛を
その身で探せ

誰かの操り人形
踊らされ狂わされ
焦躁に駆られても
ここからは逃げられない

誰かの歪な愛情
深紅の目を向ける
恍惚と溺れては
もう上には上がれない
もう後戻りできない

落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて落ちて
落ち続けて
切って切って切って切って切って切って
その手で切って
酔って酔って酔って酔って酔って酔って
打って撃って討って伐ってうってうって…

ライセンス

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愛屋及烏

狂った愛に溺れていく

閲覧数:63

投稿日:2018/10/25 08:00:41

文字数:473文字

カテゴリ:歌詞

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