仮想巡恋歌

君愛好家

過去曲リマスタリングしました！

仮想巡恋歌　

初めて出逢った瞬間　呼吸が乱れた
追いかける熱視線…貴方は気づかない
あれから十二度目の会話を交わした
貴方の瞳…私は映っていますか…？

季節は巡り廻って　貴方の腕の中に
私と幸せを抱いてくれたね

嗚呼　優しさに飢えた情熱は　夢のような愛しき純恋歌
「離さないで貴方の傍から」
「愛しているよ…」
うわべの言葉　冷めた瞳に　私は…気づかない

小指に絡む運命　貴方も見えるかしら？
最初で最後のわがまま　笑って下さい
出逢って三ヶ月の月日が流れた
貴方の痩せた頬に　そっと触れてみた

この温もりも　いつか消えてしまうものだと
身体の中の揺れに　微かに怯えるの

嗚呼　燃え上がる欲望の果てを　不条理な寡黙が襲う
「離れないで私の傍から」…声にならない
別離が過る　泡沫の恋　私は…還れない

嗚呼　寂しさを埋める情熱は　私だけの愛しき巡恋歌
嗚呼　さようなら　私が愛した貴方
佇む夜に　次の仮想の　恋に浸る　私は…夢の中