俗世との仕切りは
まるで鳥かごの様
吸って吐く笑う
そう、からくりの様  

それじゃあ1つ、と近づく陰
雨音は声を消した

忘れはしない 恋歌の調
紅虚ろって知り咲いた
梅花よどうか香りを風にのせて
あの方の元へ

亜麻色の記憶が
壊れないようにさ
そっとささやいた
「ねえ、待っているのでしょ?」

吐息に混ざり 宵で戯れ
たおやかに髪を揺らせ

忘れはしない 恋歌の調
紅移ろって知り泣いた
梅花よどうか涙を花にのせて
あの方の元へ

重ね重ねて もう幾千夜
紅空ろって知り過ぎた
握りしめてた まがいものの梅花に
さよならしよう

忘れてしまえ 恋歌の調
紅繰り剥き嘲笑えんだ
ココロに触れた輩を傷つけていく
私鳳仙花

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

【オリジナル】梅のち鳳仙花 歌詞

■6作目。天さんの曲へ書き下ろしました。よろしくお願いします。

「だましだまされ わたしは鳳仙花」

■Youtube→https://www.youtube.com/watch?v=2j-plKniOqU

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投稿日:2021/01/01 12:30:04

文字数:316文字

カテゴリ:歌詞

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