「好きなんだけど。」

「ん?知ってるよ。」

「抱きついていい?」

「もう引っ付いてるのに?」

「だって、仕方ないじゃん。」

「何、寂しくなっちゃった?」

「……だーれがなるかっ!」

「あらら、ご機嫌ナナメ?」

「……パソコンが恋人か、キミは。」

「まぁ、あながち間違いでもないね。」

「……社畜め。」

「ふふ、大切な人を養うため、ですからね。」

「ズルい……」

「なに?照れたの?」

「うるさい!!」

「おぉ、こわいこわい。」

「ばーか!!もう知らないっ!」

「フフ、引っ付くのは止めないんだ?」

「……知らんっ!」

「それなら仕方ないなー。」

「何?」

「今、お仕事、終ワッタンダケドナー。」

「ホントっ!?」

「でもなー知らないって言われちゃったんだよなー?」

「それはっ!構ってくれない、から……」

「だから?」

「……寂し、かった、……デス。」

「……はい、よくできました、じゃ、ご褒美。」

「な…っ!?」

「これで満足ですか、お姫様?」

「……うぅ、」


(……はぁ、仕事が進まないのはキミのせいだ)

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

キミのせいだ

咲良ましろの「会話」シリーズ第2弾。

はい、これはまたどーいうシチュエーションでしょうね。

推しキャラCPにしてほしいわ、このやり取り。
で、ご褒美って何だったんでしょうね?(笑)


気が向いたら、続けます。

閲覧数:222

投稿日:2018/11/09 03:19:34

文字数:486文字

カテゴリ:小説

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