天の川夜想曲 -濡れた短冊と笹飾り- 作詞:~月歌~


星空を見上げて貴方想う
明日は涼月の七日
言の葉を綴った短冊に 一人微笑みをかけて

最後見た貴方のその顔は「また逢おう」と語る顔
文月の星空と貴方への想いを巡らせている

広がる雲が暗い 視界は憂いの眺め 悲しい雫が私の着物を濡らす

かけた短冊を手に握り締め 見つめる遠い対岸
雨雲を見上げて涙こぼす 七月の悲しい雨
濡れた着物と手の中の想い 滲んでいく墨の文字が
星達を隠すような色に似 消えぬ不安の欠片達

駆け出した七夜の風の向こう 一筋の光が射す
頬を伝ってた道を枯らし 希望の光を捧ぐ

うごめく風が笹飾りを揺らし 今逢えるとき
約束はまだ途切れぬ 空は輝く星達

星空を見上げて貴方想う
今日は涼月の七日
雨で滲んだ文字の短冊は  乾いた風に揺れる

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

天の川夜想曲-濡れた短冊と笹飾り-

天の川夜想曲の歌詞です。
作詞者には許可いただいて掲載してます~

閲覧数:61

投稿日:2011/07/09 14:03:57

文字数:378文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました