【がくっぽいど】幻影の彼方へ(naked version)

なんくい

pianoのみのバージョンです。
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幻影の彼方へ

水面は静かに　冬の寒さ湛えてゐる
漣の微かさが　胸の奥まで響いてくる
霞を吸ひ込み　小さな夢を見たんです
立ち上る霧の向こう側　はかなき願い一つ

僕は未だ君の名も　君の姿さへ知らない
憧れだけの麗しさを　湖面に映してた

幻追ひかけ　逆に追ひかけられてゐた
清らかに彩られていく　叶はぬ星の調べ
君の影見えても　風が吹けば消えてしまう
露に濡れる髪掻き揚げて　僕は瞳を閉じる

君を見失はないやう　幻影の中で生き続けよう
いつかどこかで　「たつた一人の君」に出逢えるまで
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