お会いしたのはいつだったかしら
あの時、色ときたらどれも薄味で
噛みくだいたリンゴはかわいてる
見上げた空は鈍色、爪を噛む

あの色がもっと粋だわ
朔月、産声、春の猫
可愛い声じゃないの

吟じましょうか、似た唄ならば
あたしだって、そりゃあお得意ですもの
恥ずべきものなど、どうぞご勝手に
あなたの解釈で、どうぞご勝手に、猫をまねた『恋』の唄

お会いしたのはいつだったかしら
おどけたなりだけ、夕空
嗚々、なのにあんたはなでてるの
満月、産声、灰の猫
「あんたに鳴いてるんじゃないの」
何で話しかけたのかしら ねぇ

吟じましょうか、似た唄ならば
あたし、きっと、もっと上手にできた
何処にいようがあたしは勝手に
どうしていようがあたしは勝手に

叫んでいるのよ、この唄なんて
あたしは意味なんて、知らなかった
誰なんでしょうか、あたしは勝手に
あんたの解釈で、どうぞご勝手に
猫になった『あたし』の唄 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • 作者の氏名を表示して下さい

ねこめた

初投稿です。
なので勝手がわからずおかしな点も多いと思いますがよろしくお願いします。

歌詞の内容は、私としては「猫に変わってしまった少女の物語」と考えて作成しましたがほかにも見方はありそうな気もするので色々解釈して下されば幸いです。
ちなみにタイトル「ねこめた」の「めた」はメタモルフォーゼ(変身)からとったつもりです。
あと曲のイメージイラストで友達の絵がつきます。

閲覧数:73

投稿日:2008/05/30 18:35:16

文字数:405文字

カテゴリ:その他

オススメ作品

クリップボードにコピーしました