明日に吹くのはどんな色した風だろう
君を取り巻くその優しい匂い

纏まらない髪を撫でてごちゃ混ぜな理想の中
両の手にいっぱいの嫌なことを数えている

冷め切ってた似合わないコーヒーが
煮え切らない想いで甘く濁る格好悪く

君は今どこにいて誰と手を繋いでるんだろう
嫌なやつになってでも忘れたくない君を

夢を捨てても他が手に入るわけじゃない
手探りのまままだ今日に精一杯

風に揺らぐカーテンさえ何かを阻んでるようで
出会えない幸せに行き場のない心ひとつ

街に出掛けてすれ違う俯く影に
何を思えばこの気持ちは晴れる？

夢に泣いても現実に戻れなくても
たったひとりの君それが遠くて

馬鹿なやつになってでも手に入れたい君を

明日に吹くのはどんな色した風だろう
君を取り巻くその優しい匂い

僕に吹くのはどんな未来の風だろう
どうか優しくそっと香りますように