夏、草を薙ぎいていた
花、揺れる、霞んでいた
雨、濡れて見れないまま
傘、一人、ただ泣いてた
もし君に出会えたのなら
どんな唄を、ねえ歌おうか
いつまでも見れないなら
今ほら、逢いに行くよ
らったった、るら、るらりら
もしかしたら君のことが
らったった、るら、るらりら
好きだった、なんて言えず、僕は
夜、夢をただ見ていた
凪、風も無く歪(ひず)んで
今、僕の言葉たちも
過去、夕の中に落ちる
滲んでいく鳥居、トンネル
奥に一人、佇んでいた
そんな過去を眺めていた
水面に映る自分
らったった、るら、るらりら
いつの日か君とともに
らったった、るら、るらりら
向日葵を見に行こうよ、いつか
らったった、るら、るらりら
もしかしたら君のことが
らったった、るら、るらりら
好きだった、なんて言えず、僕は
僕は。
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終わった思い出と霞む夏の隅で カラオケ
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