繋いだ手を、離さないでね、
迷子になると、ヤバい感じよ。
「音楽のために、何処まで行くの？」って？
世界の果てまで、一緒に来てよね！

そう、次の音を探し、
いま、異国に降り立つの、
雨が降り出した街を、
さあ、二人で迷いましょう。

君と、騒がしいバザールを抜けて、
曲がりくねった路地を覗いて、
落ちそうなネオンを見上げて、
いま、私は生きている！
ループした日常を抜けて、
答えの出ない悩みは捨てて、
君の手を命綱にして、
遊び尽くすのよ、今は。

繋いだ手に、力を込めて、
独りになると、戻れないから。
「入れ込み過ぎだ」って？そうかもしれない、
ヤバい感じなら、強く手を引いて。

見て！ゲートさえ潜れば、
もう、魔窟の入り口ね、
さあ、一緒に入りましょ、
この、拙い天国に。

君と、怪しげな誘いにびびって、
埃まみれの倉庫を開けて、
ガラクタの山を掻き分けて、
見て！私は生きてる！
玉石混淆の世界で、
可笑しな色の石を探して、
ここにしか無い音を聴いて、
遊び尽くすのよ、今日も。

明日もきっと、次の音を探し、
そう、魔窟を彷徨うの、
雨が降り続く街を、
さあ、一緒に迷いましょう。

君と、騒がしいバザールを抜けて、
曲がりくねった路地を覗いて、
落ちそうなネオンを見上げて、
見て！私は生きてる！
ループした日常を抜けて、
答えの出ない悩みは捨てて、
君の手を命綱にして、
遊び尽くすのよ、明日も。