声を押し殺して潜んだ
君の机の中で揺れる空間
未来を変えるために来た
君を救いに来たんだよ

泣き虫 弱虫な 君を見て
僕は助けたくなった
そんな事 気にしない 君は言う
「未来から来たなんて嘘でしょ」

僕はホントの事しか言ってない
未来から来たロボットだよ
真っ青な顔をして怖がらないで
僕は嘘なんか言わないから
今すぐ君は此処を出て
病院へ急ぐんだ

声をあげて泣き叫んだ
君の今日を僕に預けてくれよ
未来を変えるために今
部屋を飛び出し走るんだ

怖がり 恐れてた 真実は
君に重くのしかかる
そんな顔 見たくは なかったな
君には幸せになってもらいたい

僕はホントの事しか言ってない
故に君を悲しませたけど
真っ赤な顔をして走り続ける
僕は嘘なんて言わないけど
知ってしまった君はもう
絶望の中を行く

約束した筈なのに僕は
今君を泣かせてしまった
でも未来の君は後悔して
あの時最後にした約束は

「僕はホントの事しか言わないよ
今日は君のおばあちゃんが
真っ赤な顔をして泣いてるんだ
病気のせいで消えてしまうよ
未来の君は悔やんで
10年後も後悔してた」

おばあちゃん私は昨日
約束の100点を取ったよ！
だから病気に勝ってくれる
約束守ってくれるよね？