劣等星

例えばボクが星になって
遠くに見えるキミを照らせたら

こんなちっぽけな光だって
かけがえのないものになれるだろう

 溢れ始めた言葉紡いでも
 キミに届くのはほんの些細な想いだけ
 六等星の影で微かに見えるものが
 孤独の引力から逃げたボクなんだ

仮にすべてが塵になって
キミの世界が闇に巻かれたら

幾千光年の彼方から奏でよう
キミに届くようにと爆ぜた星の歌

 壊れ始めた思いの欠片を
 いくつ集めても元通りにならない
 軌道を逸れて歪んで見えるものが
 キミの引力に惹かれたボクなんだ

いつか最大級の星になったボクを見つけてくれるかな
ほんの少しでも見えるかな
そんな夢みたいな意味の無い空想に侵されたボクの未来を
消し飛ばして

今のボクには何が出来るの?
夢...夢...?
重なって満ちていく世界を...

 光溢れた...言葉が溢れた...
 ボクを取り巻く感情の粒が歌になって
 六等星を離れキミを目指す彗星(ほうき星)が
 キミと居たいと願うボクなんだ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

劣等星

作詞第三弾

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投稿日:2012/10/23 10:02:20

文字数:443文字

カテゴリ:歌詞

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