四半世紀の夜は明けて
そっとぎゅっと握った拳の
指をほどいて去りゆく風に
汗も 熱も いっそ吹きとばされたい

落下して 遠退いて
空似の夢でお茶が濁って

悪化して 腹が泣いて
出口を潰しながら逃げた

唯一 特別 オンリーワンとか
孤独にいくら 価値を付けたろう
誰から見ても 僕ら精々
変わった形の路傍の石
石だってのに

ライセンス

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四半世紀ひとり旅

格好よく言うと、創作って身を削ること…ですよね(キリッ

自分は削りカスに埋もれてますが

閲覧数:211

投稿日:2016/08/28 12:42:56

文字数:172文字

カテゴリ:その他

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