【漂流する、世界の片隅で】

Ａ

自分の道を選び
さようなら

流れ流れ
我慢の日々

誓いだけが
上へと沸き立つ

Ｂ

遠ざかる距離
目指した場所は

砕かれて
道もなく
闇の中

Ｓ

壊したくない
誓いは揺れるだけ

また　もう一度
心残り潰して
薄い過去が漂う

Ａ

誰かの道を行けば
楽になる

唱え続け
真を知って

遠い街で
気付いた間違い

Ｂ

危機　歪む意志
虚勢を張れど

動けない
哀れでも
これが今

Ｓ

終わりたくない
混乱してるけど

落ち着くために
言葉なんて掻き消す
深い意志を掴んで

Ｃ

突破できた
だけど誰もいない

擦れ違う　あの日
思い出は
流れるだけ流れて

Ｓ

決意　揺るがず
苦難は続いていく

考えばかり
先に灯す迷宮
誓いだけで歩いた

強く弱く歪んで


＜ひらがな仕様＞


【ひょうりゅうする　せかいのかたすみで】

Ａ

じぶんの　みちを　えらび
さよう　なら

ながれ　ながれ
がまんの　ひび

ちかい　だけが
うえへと　わきたつ

Ｂ

とお　ざかる　きょり
めざした　ばしょは

くだ　かれて
みちも　なく
やみの　なか

Ｓ

こわし　たく　ない
ちかいは　ゆれる　だけ

また　もう　いちど
こころ　のこり　つぶして
うすい　かこが　ただよう

Ａ

だれかの　みちを　ゆけば
らくに　なる

となえ　つづけ
まことを　しって

とおい　まちで
きづいた　まちがい

Ｂ

きき　ゆがむ　いし
きょせいを　はれど

うご　けない
あわれ　でも
これが　いま

Ｓ

おわり　たく　ない
こんらん　してる　けど

おち　つく　ために
ことば　なんて　かきけす
ふかい　いしを　つかんで

Ｃ

とっぱ　できた
だけど　だれも　いない

すれ　ちがう　あのひ
おもい　では
ながれる　だけ　ながれて

Ｓ

けつい　ゆる　がず
くなんは　つづい　てく

かん　がえ　ばかり
さきに　ともす　めいきゅう
ちかい　だけで　あるいた

つよく　よわく　ゆがんで