雨乞いしてた僕を嘲笑うように　カラカラの青空
熱中症に気をつけてくださいな

振り返った記憶が汚れていって　滲んで頭が痛いな
水筒の蓋を外す

僕の逆夢を道連れにして　現実はシムーンに乗って
今日も一夜漬けの様相だ

隅っこに潜むように座る
壁を隔てて鳴り出した音　ヘッドホンが離せない

ずっと宝石を抱いた生き物みたいな
理屈が追いつかない 美しい命探す

君が君を燃やしているから　僕らまだ空っぽのまま
砂漠を彷徨う身体は　この穴を埋めようと願った

言葉越えた僕らの 僕が取り戻す時
臆病で殻に籠って 離れらんない現実を呪う
ああ

続ける事で辿り着く景色は雨
辿り着く為に続けた景色こそ相応しいのに

心の奥 琴の弦に触れたよ
切れ切れになりながらでも　熱中して踊っている

だって それぞれの動力 自分も解んなくて
知ってる事 僕ら 何とか形にしてみたくて

君は目の前に耽って 僕は風の毒気に怯んで
夢見がちな君と僕と 二人で創った景色を

臆病な僕と 勇敢な君で　違うとこも似てるところも
全ては今 幻想の中　二人で巣食ってたオアシスの中

ずっと宝石を抱いた生き物みたいな
理屈が追いつかない 美しい命探す

地平線が途切れ無いように　綺麗なものはいくらでもある
獣になった絵日記は　二人のもの 胸を打つ

君が君を燃やしているから　僕らまだ空っぽのまま
砂漠を彷徨う身体が　夢の中 満ち足りますように

言葉越えた場所で　二律背反を抱えて
雨雲が晴れた景色で　駆け回る 美しき生命