「雨がふっても」

雨が降ると君はソファの上
丸くなって退屈そうだ

いつものようにあの場所まで
散歩なんて出来そうも無い

雨が降れば僕は君のとなり
心のまま側に居られる

いつも気まぐれに何処かへ行く君のことだから
こんなに一緒に居られることなんてめずらしい

雨の日は君と二人きり
大切な時を分かち合えるけど
君はどこか物足りなさ気に
窓越しに雨をただ眺めている
膝の上 寝転ぶ君と二人
いつまでもこうしていられたなら……
せめて今は もう少しだけ
このままで居たい

あたりまえの日々の姿が
雲の中へ隠れる日には

いつもここにある 君への愛 君からの愛を
となりに座る君と伝え合いたい
どうすればいいのかな？

通じ合える言葉を持たないから
ふれあいで愛を確かめ合うけど
君はきっとわかっていないね
僕はこんなにも想っているのに
いつの日か 別れは訪れるから
永遠なんてものは無いから
だから今は もう少しだけ
このままで居させて

雨の日は君と二人きり
大切な時を分かち合えるけど
君はどこか物足りなさ気に
窓越しに雨をただ眺めている
膝の上 寝転ぶ君と二人
いつまでもこうしてはいられないから……
せめて今は もう少しだけ
このままで居たい
君の側で もう少しだけ
このままで居たい