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ここは酷く残酷で 嵐の中に一人ぼっち
ポケットには勇気と不安 今までの全部

誰しも違う道の上 悩みの一つも分かれはしない
その道はその足でしか進んで行けない


もがいた爪の跡を眺めたって
現実は何も変わりはしなくて

「それでも」と溢れた メロディーを
無くさない様に 大事に抱き締めた


生きるのは大変で 何時だって精一杯
でも掴んだあの喜びもあの苦しみも全部

あの雲を切り裂く 剣に変わる日まで
君と出会う日まで



風に竦み動けなくても　這い蹲るようにでも進めたら
それはとても勇敢な君の　始まりの一歩


ボロボロの傘を離さず握って
心の灯を必死に守って

その光で出来た影こそが
君自身の存在証明


向かい風が吹付け 心は精一杯
でも歩いた まだ歌った だから呼吸は続いた

あの日知った痛みは 未来に立ち向かう
君だけの武器になる



この道を進むも別を行くも
自分自身で決めて往かなければならない

後悔も覚悟も全部背負って
正解は無いが不正解も無い


君が歩く道を誰も歩けはしない
人それぞれ違う道を進んでるんだ ずっと

それでも笑い合える 互いに手を取れる
同じ空の下で


何処にいたとしても何をしていても
平等にかつ残酷に風は吹き抜けていく

「それでも」と歌えたら また立ち上がれる
君の道の上で



風に竦み動けなくても　這い蹲るようにでも進めたら
それはとても勇敢な君の　始まりの一歩