春午後雨」

思い出せやしないけど そこの道草さえも
郷愁に侵されていた 目を背ける

常識は知らないけど 才能を信じてた
渋滞中の白い目を かわしている

存在を知られると すぐさま照準を向けられ
叩かれる君など まるで蚊のようだ
いわば君には  愛称じゃないか
軽い一つの   冗談じゃないか
いつも君は   そう笑って

もういっそサヨナラさ
不信も猜疑心も撒くスピードの
最果てで歌う 孤独劇場 一人ライブは
「ただ生きたい」すら誰にも届くことなく

我儘が言えるほど 僕は育ちきれない
背中に大きな翼が あればいいな

何に怯えているの 何に脅されてるの
そんな詮索さえ狂気 春 午後 雨

生きたって死んだって分らないまま
答えは出ないけれど
こんなんじゃ心の傷のせいにして
未来も壊せないかもな

もういっそサヨナラさ
不信も猜疑心も撒くスピードの
最果てで歌う
孤独劇場 一人ライブは

息を止めてみる 茅屋(かやや)の雨と謹厳が鳴る
それだけでいいさ 無粋なことを 浅ましい歌を
せめて声にしてきた過去を 笑い飛ばして

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

春午後雨

骨董品シリーズ第3弾の歌詞です。

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投稿日:2023/02/04 09:11:10

文字数:469文字

カテゴリ:歌詞

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