僕は間抜けな顔で
巡る季節数えた
なんでも知っている
ふりしながら

君は凛としたまま
乾く音を聴いてた
見透かした顔で
僕に言うのさ

「私が高見にいた時に
あなたの姿は見えなかったわ」

無くさないように
見失わないようにしてたんだ
何度も何度も何度も何度も
君のこと呼んだ

怠惰に過ぎてゆくのか
全てうたかたなのか
だけど待って僕を置いていくなよ
振り返って手を伸ばしてよ

「私を見ながら訝しげに
佇む姿が羨ましいわ
例えば答えが流線型なら
あなたを掠めて通り過ぎるわ」

無くさないように
見失わないようにしてたら
やがて消えてった
君は何も残さず消えたんだ

跡形もなく消えてしまった
君を追いかけた

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

全ての季節

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投稿日:2017/08/14 04:31:59

文字数:307文字

カテゴリ:歌詞

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