1つの部屋に閉ざされた電車の中で 僕ら運ばれて行くだけだろう
早くあの青空や衝突する光と別れたくて 分からなくて 目をとじる

小刻みに揺れる身体 悲鳴を殺して割れそうで 僕らは重たくて
だけど今はもう 水の底に沈んでゆくだけ 誰も届かない 取り出せない 深く 深く

ねえ海よ あなたのその眼の中に住まわせてくれないか? 
どんな約束もどんな結び目さえも世界と繋がってるのが分かるから
僕らは何処かへ向かっていってはいつか帰ってくるから 


もう破り捨ててしまおうか
微かな約束は神話のように
守らなけば恐ろしいけど
その先には光があるのか


やがて朝も夜も片づいた再びの車内で根拠もなくこの身を預けている
待ってられないよ未熟な果実を裏切りたくて 爪を立てて 血を流す

液状に溶けて止まらない 涙を隠した暗闇で 僕らは雨になって
だけど今はもう 記憶は波に消えてゆくだけ 空白は広がり 眠り続ける 白く 白く

ねえ魔法はあったんだ 瞼閉じてても信じられるんだ 
どんな約束もどんな描線も世界と繋がってるのが分かるから
僕らは何処かへ向かっていってはいつか帰ってくるから 
いつまでも いつまでも つながる 

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

Lines

ボツ的な歌詞。

海彼と同じ時期に完成させた双子のような?

歌詞は誰かと作って、曲になっていく中で強く記憶に刻まれるものなのかもしれない。
そうなると、曲にならなかった歌詞は書き手からも忘れられていくのかも。

閲覧数:58

投稿日:2022/06/08 08:13:27

文字数:509文字

カテゴリ:歌詞

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