君の居ない帰り道は
空っぽが隣に並んでいる

ほんの少し 長くなってく影に
心の縁がなぞられていくんだ

気の遠くなりそうな想い
抱えこんだまま
側でずっと見つめててくれてたの
気づかないふりして まだ

よくわからないから

雨はもうあがりそうなのに たった
一言が 言えないままで 「ねえ」
紫陽花は雫を含み笑う
きっと また気づかないふりして



君と歩く帰り道は
時間が緩やかに流れていく

ほんの少し短くなった影を
踏みつけあいながら笑いあうんだ

「あのね」 と零しそうになる
嫌われたくなくて
「あのね」 重なり合う声は
不思議と心地良く感じる

忘れていたんだ ぽつり

雨はもうあがりそうだけど たった
一言が 言えないままで「ねえ」
紫陽花は雫を含み 笑みを
僕はまた気づかないふりして

紫陽花 滴る雫
 
「それでも大丈夫だよ
 あなたを受け止めるから
 移り変わる、心ごと。」

青い鏡 天井を移す水滴
逆さまに 世界を映しだしている

このままでいい
あかく あおく ひらく花弁は
ひとつづつ 壊れていくもの

雨はもう あがっていくみたい
このままで そう 君と手を繋いで

「好きだよ」

たった一言を 聴かせて

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【初音ミク】紫陽花【オリジナル】

移り気なストーリーを書いてみました。
harunacuteさまの楽曲の歌詞です。
妄想!

閲覧数:71

投稿日:2018/06/11 07:14:02

文字数:523文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました