たゆたう　想いは　人知れず
今宵も　ゆらゆらと　浮かぶ
恋しい　貴方は　今何処で
誰に　想いを馳せる

知りたい　教えて
触れたい　伸ばした手の
小指に　絡めて　赤い糸

桃色の水面に　ひとりでゆらり　恋海月
貴方を待ち侘び　うつつの夢
抱きしめていつの日か　ふたりでゆらり　恋海月
泡沫の夢を見る　嗚呼

切なく　響いた　ひとり言
雫が　ほろほろと　伝う
逢いたい　貴方に　今すぐに
ひとり　溺れてしまう

言いたい　言えない
沈めた　恋心が
猶予い　静かに　浮遊する

桃色の水面に　ぽつりぽつりと　恋時雨
貴方を待ち侘び　夜が更ける
口づけていつの日か　ふたりでゆらり　恋海月
夢幻でもいい　

桃色の水面に　ひとりでゆらり　恋海月
貴方を待ち侘び　うつつの夢
抱きしめていつの日か　ふたりでゆらり　恋海月
泡沫の夢を見る　


よみ

たゆたう　想いは　人知れず
(たゆたう　おもいぃは　ひとしれず)　
今宵も　ゆらゆらと　浮かぶ
(こよいも　ゆらゆ～らと　うかぶ)
恋しい　貴方は　今何処で
(こいしい　あなたぁは　いまどこで)
誰に　想いを馳せる
(だれに　おもいを～はせる)

知りたい　教えて
(しりたい　おしえて)
触れたい　伸ばした手の
(ふれたい　のばしたての)
小指に　絡めて　赤い糸
(こゆびに　からめて　あかいいと)

桃色の水面に　ひとりで揺らり　恋海月
(ももいろのすいめんに　ひとりでゆらり　こいくらげ)
貴方を待ち侘び　うつつの夢
(あなたをまちわび　うつつのゆめ)
抱きしめていつの日か　ふたりでゆらり　恋海月
(だきしめていつのひか　ふたりでゆらり　こいくらげ)
泡沫の夢を見る　嗚呼
(うたかたのゆめをみる　あぁ)


切なく　響いた　ひとり言
(せつなく　ひびいぃた　ひとりごと)
雫が　ほろほろと　伝う
(しずくが　ほろほ～ろと　つたう)
逢いたい　貴方に　今すぐに
(あいたい　あなたぁに　いますぐに)
ひとり　溺れてしまう
(ひとり　おぼれてぇしまう)

言いたい　言えない
(いいたい　いえない)
沈めた　恋心が
(しずめた　こいごころが)
猶予い　静かに　浮遊する
(いざよい　しずかに　ふゆうする)

桃色の水面に　ぽつりぽつりと　恋時雨
(ももいろのすいめんに　ぽつりぽつりと　こいしぐれ)
貴方を待ち侘び　夜が更ける
(あなたをまちわび　よるがふける)
口づけていつの日か　ふたりでゆらり　恋海月
(くちづけていつのひか　ふたりでゆらり　こいくらげ)
夢幻でもいい　
(ゆめまぼろしでもいい)

桃色の水面に　ひとりでゆらり　恋海月
(ももいろのすいめんに　ひとりでゆらり　こいくらげ)
貴方を待ち侘び　うつつの夢
(あなたをまちわび　うつつのゆめ)
抱きしめていつの日か　ふたりでゆらり　恋海月
(だきしめていつのひか　ふたりでゆらり　こいくらげ)
泡沫の夢を見る　
(うたかたのゆめをみる)