何もかも嫌になり眠る日にはなぜか
変わらず同じ夢に誰かがいて

朝靄に消えてゆく背中をどうして？
何処かで見ている気がした

A
立ち竦む一人雑踏(ヒトゴミ)に
足早に去ってゆく
群衆は逸れない様に
欠伸も瞬きもせずに

B
少し世界がつまらなく思える
「気のせい」は天井に棄てて眠る

サビ
薄明かり窓も無い見慣れた部屋の中で
浅く浅く息を吸って眠る

朝靄に消えられたらいいのにどうして
目覚める理由(ワケ)さえわからないまま

2A
立ち眩み進めなくなって
繰り返し現実逃避(ユメヲミル)
眠れずに沈む、天井(ミナモ)から
誰かがふと手を伸べた

2B
「いつも当たり前と真似しつづけていたけど
『わかってる』本当は出来ないことぐらい」

サビ
薄明かり窓も無い見飽きた部屋の中じゃ
もうこれ以上息が続かない

気付いてた夢中で叫んでた歯軋りは
誰も気付かずに　消えてゆくと

サビ
「薄明かり何もかも見知らぬ部屋の外でも　
きっとあなたは夢を見れるから

曙光がこんなにも切ないと震える
あなたは誰よりも綺麗だから」