暗がりの海辺　霞む空の黒

機械仕掛け　街のネジを
（静かに　ゆっくりと）
左に回して　叫ぶの
「さらば！」

Goodbye, World!
さり気もなく　ただ委ねて
流れ　流す

願い込めて指を　絡め合わせた
まだ今なら　戻れるかな
あの日のように

浮かぶ花弁も　はじけ飛ぶ泡も

どこから来て　どこへ消える
（分からないままで）
それは私も同じ話で
「それじゃあね！」

Goodbye, World!
ここではなく　あるべき場所
目指し　目指す

海を越えてもう一度　かかと鳴らせば
ほら聞こえる　未来の音が
希望と共に

さぁ今こそ　賽を振るとき
考えるほど　お利口じゃナイ　ナイの！

足に着けた　枷を外したなら
振り回そうか

もう二度と　捕まらない
やれるなら　やってみなさい
Bang!Bang!打ち抜いてやるわ！

天を仰ぎ　孤独に泣く
声も掠れ　消えて　消えた
「ならば　さらば！」

Goodbye, World!
答えはなく　でも間違い迷うことなく

意味を問えば　なんて返ってくるかな
もう陰りは　光になる
朝日とともに

さよなら　昨日の世界