1-A
小さな劇場で物語が始まる。
操り師の作った物語
「普通」に生きて決められたレールを歩く。
人形たちの演じる繰り返しの日々
1-B
あるとき生まれた小さな人形
繰り師の思うままに動かない
繰糸の切れた小さな人形は「普通」の人生
を演じられない。
生まれ損ないの壊れた人形
1-サビ
生まれ損ない、生まれ損ない、生まれ損な
いの壊れた人形
みんなが指差し罵るんだ「どうして普通で
いられない?」
そんなこと壊れた人形が誰より知りたかっ
たよ。
ねえ、どうすれば壊れずに「人生」を演じ
られましたか。
2-A
小さな劇場で物語は続く。
「普通」の道を歩く物語。
決められた物語を演じる彼らに壊れた人形
は叫んだ。
「普通ってなんだ!?」
2-B
突然現れた壊れた人形は
操り師の思うようには動けない
だから演じる普通じゃない人形は自分だけ
の物語を。
生まれ損ないじゃない「人間」として。
2-サビ
生まれ損ない、生まれ損ない、生まれ損な
いの壊れた人形
みんなが背を向け無視するんだ。「普通じゃ
ないなんて気持ち悪い。」
そんなことどうして言えるのかどうしても
わからなかったよ。
ねえ、どうして普通じゃないといけないん
でしょうか。
Cメロ
すれ違う幾多の人の声。「普通になりなさ
い。」「みんなと同じように。」「それが貴方
のためになるのだから。
『ちがう!そんな言葉が聞きたいんじゃな
い!』
そんな声の中から聞こえた小さな声
「君はそのまま君の道を歩いて幸せになっ
て良いんだよ。」その声に救われたんだ。
ラスサビ
生まれ損ない、生まれ損ない、生まれ損な
いの壊れた人形。
いま「みんな」と違う道を歩き出す。「普通
じゃなくてもこれが僕だ」
顔を上げ、前を向いて一歩踏み出す。
ねえ、普通じゃなくても僕は人生を歩き出
せたよ。
【曲募集】生まれそこないの操り人形(マリオネット)は
皆と同じでないとはじき出される。そんな社会に生まれた異端者はどのように生きればよいのでしょうか。
そんな思いを込めて書いてみました
曲をつけてくれる方絶賛大募集中です!!!
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