人は皆僕じゃなくて　どこかの誰かを見る
今更見たって　僕はここに　
居ないから

理想　期待　取っ払って
思想を理解　してくれって
わがままを書き出して
音符と結ぶんだ

そう　これが僕の本音
嫌われた音を掻き鳴らして
ただ好きだった物が　今
僕の首を絞めた

嘘みたいなことを　真剣に語るんだ
誰に笑われても　僕は僕を信じた

人は皆僕じゃなくて　どこかの誰かを見る
それでも歌って　僕はここに
居ると叫んだ

例えそれが当然の様に　かき消されてしまっても
舌が乾くまで　叫ぶ声が
ここにあるんだ

偽装　擬態で誤魔化して
憧れた音を掻き鳴らして
成り上がった様な気分
愉悦に浸るんだ

あれから長い年月
どこかの誰かが　掘り起こした声
涙が溢れて声を上げた
届きますように

人は皆僕じゃなくて　どこかの誰かを見る
今更見たって　僕はここに

人は皆僕じゃなくて　どこかの誰かを見る
それでも歌った　君のもとに
届くように

人は皆僕じゃなくて　どこかの誰かを見る
それでも歌って　僕はここに
居ると叫んだ

例えそれが当然の様に　かき消されてしまっても
舌が乾くまで　叫ぶ声は
ここにあるんだ

それでも歌った　君がそこに
居るのなら