目が少し悪いと世界は美しい
輪郭も穏やか
仄めく嫋やか

君は ふと 眼が熱いと
演技のように二粒
玻璃を溢して睫を羽撃かせました

人はいつか空へ昇り輝く
星になるのでしょう
私もそうなれたらいいのに

君となら この痛みも
気持ちいいので震える脚を隠すと
瞼が閉じないようにして 口は噤む

嘘でもいいの
共に揺れて逆巻く
時と波の向こう
一緒にそっと交わって ひとつへ

両の耳を互いに塞ぎあい口づけ
幾度となくそして
離れてみる

瞳の底に宇宙を宿し短く深くも不完全に生きて
私たちは

朝が来るのも夜が来るのも怖く
仮初でもいいよ
なぞってそっと揺蕩って繋いで

絵空事でも空のほとり片咲く
小さく死んだのち二人がそうなれたらいいよ

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

書下ろし hello silence 用でした

コラボ用に書き下ろしましたが

・事前に説明が一切なかったものの
 コラボではなく商業音楽用の外注であったこと
・詞の内容が変わるような加筆修正を認めるよう促されたこと

他、契約内容の説明がない等不安な点が多かったため
・この詞を使用しないこと
・この詞を原本として加筆修正した詞を使用しないこと
・わたし(itsme(いつみ))のハンドルを使用しないこと

の条件を了承いただいた上で、話が白紙になりました。

その曲のために書き下ろしたので、
これは使われない詞です。
見ていただけたら浮かばれると思います。

もしかしたら遠い将来気が変わるかもしれないので
ピアプロを投稿場所に選びました。

閲覧数:452

投稿日:2017/06/08 22:12:57

文字数:321文字

カテゴリ:歌詞

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