心の果てを 旅しているような
時は巡り 風の都
何かを忘れ 流されゆくような
ことば眠り 愛の硲(はざま)

蒼い木立 月の音色
想い告げる 旅立ちの夜は

わたしは永久に 礎となり
あなたの側で 歌い続けるわ
どうか どうか そこにいて
風の記憶 忘れないで


別れるために 出会ったわけじゃない
離れていても 信じられる
どこにいても あなたを感じたい
命運ぶ 河を下って

蒼い木霊 月の水面
想い遂げる 再会の夜へ

わたしは永久に 礎となり
あなたの姿 語り続けるわ
いつか いつか ここへ来て
最期の瞬間(とき) 思い出して

わたしは永久に 礎となり
あなたの側で 歌い続けるわ
どうか どうか そこにいて
風の記憶 忘れないでいて


◆補足◆
はざま【狭間・迫間・間・硲】
①物と物との間の狭くなったところ。あいだ。 「雲の-」 「生と死の-」
②(「硲」とも書く)谷あい。谷間。
③城壁にあけた,弓・鉄砲などを射つための穴。銃眼。
④事と事の間。間の時間。 「其の暇の-には天台の止観をぞ学しける/今昔 13」
kotobankより

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

月葬(へべれけさん作曲) 【 オリジナル 】

//2014.3.21
流されてくような → 流されゆくような へ修正しました。
えきさん( http://piapro.jp/hachipu )にオケを制作していただけることになりました。ありがとうございます!

//2013.6.23
コード譜できますた( ´ ▽ ` )ノ
http://piapro.jp/t/jyLv

//2013.6.6
へべれけさん( http://piapro.jp/hebe_reke )に作曲していただけることになりました。ありがとうございます!( ´ ▽ ` )ノ
歌詞を修正しました

//2013.6.2
へべれけさん作曲&えきさん編曲の「朝もや」というインストに触発されて書きました。
愛する人を看取る歌。
月光に照らされながら愛する人を小船に乗せ、河を下ってゆく絵が浮かびました。

もしも自分が年をとらずに永遠の命を持っていたら…恋人はみんな先に行っちゃうんだよねっていう昔読んだ少女漫画を思い出しながら書いてみました。ぐす…;;

閲覧数:428

投稿日:2014/03/21 20:40:11

文字数:477文字

カテゴリ:歌詞

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