気付けば君はそこに居たんだ
目と目が合うとすぐにわかった
僕の中のずっと奥のところで眠っていたから
今まで忘れていたんだ
会いたかったよ
抱きついた君の笑顔の中に
雫が見えた気がして
振り返れば
そんな出会いだった
そしてそれももうすぐ終わり
時計が別れを告げていたんだ
雲の上のやわらかいところで飛び跳ねていたら
今にも穴が開きそうで
さよならだね
切り出したのは君のほうだったね
僕は何も言えず
忘れないよ
心に誓ったんだ
でもいつか僕の中から
消えてゆきそうで
さよならだね
繰り返す君の手をとってみる
でも言葉は出なくて
楽しかったよ
君は笑いながら
そして僕の返事も待たず
空に消えたんだ
コメント0
関連動画0
ご意見・ご感想