(イントロ)
笛の音(ね)が 聞こえたら
外に出てはいけないよ
みんなが笑う すぐそばで
少女が 悲しみ紡ぎだす

(A)
蝉時雨の頃 罪を背負い
少女が 二人
語る過去は 警告を
至る未来は 災いを
不吉と忌まれ 血染めの川
少女は 一人

(B)
禍人は去りしと 酔う宴
尊き犠牲に 目もくれず 
指切り 二度と 交わせぬなら
せめて この手で

(S1)
笛の音が 聞こえたら
決して 忘れてはいけないよ
あの子を 汚したもの全て
地獄へ堕として 待っている

(C)
千代紙を 折るのなら
紅色 綺麗な花がいい
約束は 呪縛に名を変えて
どこかの誰かが 鬼となる

(S2)
笛の音が 聞こえたら
外に出てはいけないよ
恨みに狂い 鬼の唄
少女に捧ぐ 仇討ち唄

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい
  • オリジナルライセンス

鬼唄

以前投稿した『呪縛譚』『千代紙の花』を完結させてみたくて書きました。母親や祖母が、子や孫に昔話を伝えているような場面をイメージしました。

閲覧数:105

投稿日:2018/07/27 12:36:14

文字数:334文字

カテゴリ:歌詞

オススメ作品

クリップボードにコピーしました