雨に降られた影は
一人一人変わらない
水玉模様の傘
いくつもの足跡 不自然に揃って
泣いてたのは誰なの

干上がった世間の脇に
平伏したカエルは
「明日が来なければいいな」って心を殺めて

悔いた記憶に捨てた
あの場所は遠い夢に溶けて
一人きりが怖くて
雨の音を追いかける

雨に流されて消えたい
僕にずっと問いかける
「僕だけが悪い訳じゃない。仕方がなかったんだ」
悲劇だと育った種は有象無象を語って

罪悪感に飲まれて
干上がってしまった
カエルは今の僕で
あの日の後悔を口ずさむ

飾った記憶に捨てた
あの時は遠い夢にしたくて
寂しがりの罪歌は
雨の音に掻き消えた

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雨過

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投稿日:2019/12/15 06:46:31

文字数:286文字

カテゴリ:歌詞

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