掲げた掌は小さくなって
揺らいだ憧憬は遠くなって、走る
解けた指先は虚空を掴んで
夢見た英雄(ヒーロー)は疾うに霞んでしまった
狂った秒針はうるさく鳴って
野晒しの迎合が多くなって、嘆く
結んだ指先は呼吸を攫って
まるで無言の呪縛だった
午前二時、迷子を指して僕は嗤った
忘れてしまって
そして嘘を吐いて
無くしてしまった
心に種を蒔いた
重ねてしまった 歪んだ檻の中で
何度も幾千の夜を縫って歩いた
汚れたての方が怖くはないと
淀んだ足元が冥くなって、叫ぶ
「一人でいる方が生きれる?」
なんて、まるで愚問を繰返して
午前四時、夜鷹は啼いた 君は知らない
晴れた日は赤い色を差して夜を描いていた
雨の夜は白い傘を差して朝を願っていた
忘れてしまった
そして嘘になった
破れてしまった
綻びにも花は咲いた
無くしたくないよ
心に針を刺して
何度も幾千の痕に沿って歩いた
何度も何度も何度もなぞった
些細な夢だった
大人になんてなりたくなかった
作詞作曲 / 神楽凛
http://www.nicovideo.jp/watch/sm31672238
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