A1
いつだって
きみは笑ってたんだ
僕はいつも
泣き虫で
きみのその笑顔に
いったい何回
救われただろう
B1
流した涙が海になるんだよ
そう言ってきみは笑ってた
S1
だから
気づけなかったの
海は
悲しみだからさ
溺れるのが怖かったんだ
僕が
気づけていたらさ
きみが
泣いてくれたらさ
きみが沈むことなんて
なかったのかな
A2
いつだって
僕が泣いてたから
きみは
笑ってたんだよね
きみのその涙を
いったい何回
飲み込ませただろう
B2
流した涙が海になるならさ
悲しみにきみは沈んだの?
S2
だから
きみが溶けたはずの
海は
愛しさだからさ
溺れたいと願ったんだ
沈め
悲しみの底に
きみが
いるのなら僕も
ふたりがいいんだなんて
言い訳だね
ごめんね
B3
流した涙が海になるんだよ
そう言ってきみは泣いていた
A1
いつだって
きみはわらってたんだ
ぼくはいつも
なきむしで
きみのそのえがおに
いったいなんかい
すくわれただろう
B1
ながしたなみだがうみになるんだよ
そういってきみはわらってた
S1
だから
きづけなかったの
うみは
かなしみだからさ
おぼれるのがこわかったんだ
ぼくが
きづけていたらさ
きみが
ないてくれたらさ
きみがしずむことなんて
なかったのかな
A2
いつだって
ぼくがないてたから
きみは
わらってたんだよね
きみのそのなみだを
いったいなんかい
のみこませただろう
B2
ながしたなみだがうみになるならさ
かなしみにきみはしずんだの?
S2
だから
きみがとけたはずの
うみは
いとしさだからさ
おぼれたいとねがったんだ
しずめ
かなしみのそこに
きみが
いるのならぼくも
ふたりがいいんだなんて
いいわけだね
ごめんね
B3
ながしたなみだがうみになるんだよ
そういってきみはないていた
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