サクラモリ

春生まれだからなのか、桜の季節が大好きです。

この曲は昨年の春に向けて作っていた曲ですが思いのほか難航し、
結局ここまでくるのに1年以上経ってしまいました。
でもそのおかげでミクに出会えたようなものですから、
まぁ、結果オーライ(古い？)ということで。

ちなみに初期のコードネームはそのまま『さくらのうた』。
最近自分的に安易なネーミングばかりなので反省してタイトルを付け直しました。

『サクラ』は桜であり小暗(おそらく造語)であり。
『モリ』は森(杜)であり守であり。
好きな言葉です。

歌詞は、それっぽい単語を列挙して組み合わせて情景を作り上げていく
パズル方式で作りました。

(歌詞)
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指先に触れた　ひとひら　仄かに色づく風
薄紅を纏いし君の　儚く揺れるその横顔

そばに居過ぎて気付けなかった
時間(とき)はあまりにも移ろいやすく
ひとり　呟く言葉は　やわらかな光に溶けてゆく……

蒼く晴れた空の下で　ひらり　ひらり　舞い落ちる春
きらり　光る雫は　失くした記憶の欠片

やがて訪れる嵐は　なにもかも巻き込んで
消え行く運命(さだめ)
君がこぼした涙は　新たな季節への鍵

振り返れば闇に浮かぶ　桜、花霞　……
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春は出会いと別れの季節。
満開の桜は僕らをやさしく見守り、
散るとともにそっと背中を押してくれる。
そんなようなイメージでした。たぶん。
自分で思っていた以上に深いメッセージがあるような気がしますが、
うまく言えません……。