<御貢アペンドの挑戦状! 再び見参!・初音ミク 最終話 真相>

ミク:謎は全て解けました。わざわざ解かせる事を前提にした“巧妙な暗号文”を作り、それによりユキちゃんを犯人に仕立て上げ、筒に入れて絵画を安全に盗もうと企てた、“御貢アペンド”を騙る真犯人、

ミクは、しっかりとした姿勢で、犯人に向けて、人差し指を突きつけた

ミク:犯人は、あなたです!

(巡咲庵の談話室)

ミクの人差し指の先にいた人物、それは、めぐみが動きに注意していた人物でもある、

外国人の旅行者“ソニカ”

だった。しかし、ソニカは何の事だかわからない、といった態度を取っていた。当惑するでもなし、怒るわけでもなし。

ソニカ:・・・・エー、前にも話したと思いますが、警察の事情徴収で、私はシロって事になっているんですよ?。聞き込みも現場調査もやっていないアナタ達に、犯人呼ばわりされる事自体、訳がわからないんですケド?。
ネル:そうですよ、ミクさん。それともこちらの捜査に間違いがあったとでも?。
ミク:どこにも間違いはないです。これから私からも1つ質問させていただきますから、ソニカさんも“ウソ偽り無く”答えて下さいね。
ソニカ:勿論ですけど、ネルさん、こういうの、いいんですか?。
ネル:まぁ、ミクさんが言ってしまった以上、それが間違った指摘だったとしても、あっていたとしても、やらないと収まりがきかないですからね。特別に許します。

ミク:有り難うございます。それでは、ソニカさんと私以外は、話さないで下さい。

ツカツカ キュキュ

ミクはホワイトボードに、お店の名前“大三軒”を漢字で書いた。

ミク:さて、ソニカさん、今日の昼頃、ここに書いたお店の前で私達とアナタは偶然出会いました。
ソニカ:そうですね。私はお腹が空いてイマシタ。いい匂いがするので、お店の前まで来たら、あなた達と偶然会いました。
ミク:そうです。では、ここでご質問します。アナタが“一番最初”にこのお店の店名を話したとき、どう、説明しましたか?。
ソニカ:は!?、そりゃ、“ダイサンゲン”と
ミク:違います。それは私たちが教えた名前です。あなたは最初はその店名を知らなかった。正直に答えて下さい。あなたが“一番最初”にこのお店の事をどう話したか。
ソニカ:・・・・・・・
ミク:・・・答えられないんですか?。アナタほどの頭のいい人物が、こんな細かいミスをした事を、今、悔いてますか?。それでも答えて貰います。なんと、言ったんですか?。
ソニカ:・・・・“Big Three Eaves”・・・
ネル:は?、なんですか、それ?。
ミク:Bigは“大”、Threeは”三“、Eavesは”軒“。彼女は、このお店の読みを知らなかったんです。だから” 1字1字に分解した漢字の翻訳“を使ったんです。
ネル:なんだ。外人なら仕方ないではないですか。
ミク:そうですか?。この人は“日本語で喋れる”んですよ?。喋れない外人なら「漢字の意味」すら、わからないんじゃないですか?。このソニカという人物は、日本語もある程度できるのに、“人名や店名などの日本語の名前を読めない”という弱点を持った人物、そう考えられます。
ネル:しかし、日本人だって、同じ日本人の人名を“間違えて読む”ことだってあるではないですか!。
ミク:それなら、この“大三軒”を、“おおみけん”とか、そういう感じで間違えるでしょう。しかし、日本語をある程度知っていながら、この人は、“英語で表現する”という変な方法を無意識に使いました。
ネル:た、たしかに、こういう事を「ネタとして使う芸人」はいます。しかし・・・“無意識”というのは、おかしいですね。
ソニカ:・・・・しかし、それがなんだというのですか?。そういうクセがある、それだけではないですか?。
ミク:それが“致命傷”だったんですよ。自分でもわかっているはずですね。
ソニカ:・・・
ミク:ネル刑事、暗号文の解析結果で、“これと同じ表現”を使った所、ありましたよね?。
ネル:あ、ああ。“人名の正体明かし“なのに、英単語3つで表現してましたな。”Song Love Snow“で、”歌愛 雪”だと。
ミク:一番大事な所だというのに、同じ表現があった。意図的とはとても思えない事です。そう、ここは、真犯人が“無意識”で作っていた、と考えられます。おかしいと思わずに。
ソニカ:・・・ふふ。人名が読めない?。そんなの簡単じゃないの。何らかの部分にある“ふりがな”を読めば、日本語を知っている真犯人なら知ることができる。そう、このトリックは“意図的”に作られた物なのよ!。“無意識”と“意図的”じゃ、大分シチュエーションが違うわよね?。そうでしょ?、名探偵さん?。
ミク:それがそうは行かなかったんですよ。
ソニカ:何?。
ミク:その証明は“書道の筒”がしてくれます。絵画が見つかったわけだから、真犯人は何らかの形でユキちゃんの書道の筒を盗み出し、素早く加工して、情報を入手して、元に戻したはずです。
ソニカ:それが?。
ミク:刑事さん、筒の名札に、“ふりがな”はふってありますか?。
ネル:え?、えっと・・・・・・な!!!、ない!、漢字と学年とクラスしか書いてない!。
ソニカ:!!!!!。
ユキ:もう4年生だから、ふりがなはいいだろうって、書道の先生が言ったので、漢字しか書いてないんです。
ミク:さっき、調べているとき、見えたんです。ソニカさん、かなり狼狽してますね。こんな“肝心なこと”忘れているとは。あなたはユキちゃんをトリックに使おうとして書道の筒を盗み、加工した。しかし、あなたは“英単語で表す事”を無意識に判断して、あの暗号文を作った、あなたは初めから、あの書道の筒から読み方の情報を入手してトリックを作るつもりはなかった。つまり“無意識”だったんですよ。
ネル:どういうことなんですか?、これは?。
ソニカ:・・・・刑事さんに名探偵さん、さっきから、私が加工したとか盗んだとか。私のクセだけで決めつけられると思っているんですか?。さっきの書道の筒の名札だって、単なるたとえ話で言っただけだし。
ミク:・・・・書道の筒の加工は“素手でないとしっかり固定できない”。ネルさん、筒の内側に張ってあった間仕切りのボール紙の端にある“指紋”を検出してくれませんか?。
ネル:あ、ああ、鑑識!、すぐに簡易キットで調べてくれ。ここの全員分の指紋サンプルは持ってきてある!。
鑑識:はい!。
ミク:それとユキちゃん、書道の筒の内側に触った記憶は?。
ユキ:汚れるから触らないようにしてます。
ミク:当然、他の人は触っていない。なら当然、“犯人の指紋”、以外、付いてないはずですよね。

3分後

鑑識:申し上げにくいのですが・・・・。
ネル:あったのか?。
鑑識:それが・・・・何も検出されなかったんです・・・・1つの指紋も付いてないんです。
ソニカ:・・・・・
ネル:そんな馬鹿な!。ボール紙を加工して絵画を挟んだ。これを指紋を付けないでやるのなら・・・そうか!、手術用手袋!。あれなら器用に加工できる!。
ミク:ネル刑事、もういいです。“指紋のミスはしなかった”、それだけ確認できればいいです。それにソニカさんを調べ上げても何も出てこないと思いますよ。もう“処分済み”でしょう。
ネル:ではどうすれば!。
ミク:それとは別の方向で、物証を上げることができるはずです。ネル刑事、持ち物検査で出てきたソニカさんの持ち物は何だったんですか?。
ネル:え、彼女の持ち物?。えっと、女性が持つ一般的な物と旅行用品と・・・・ああ、“絵の具”や“パレット”もありましたね。
ソニカ:旅行先で絵を描いているのよ。趣味でね。私があの絵画がある旅館に行く動機としては、成り立つでしょ?。
ミク:そこが大事なんではないです。重要なのは、“何に描いた”か、です。
ネル:は?。

パラ

ミクは何を思ったのか、暗号文のコピー紙を取り出した。

ミク:これは知っての通り、残された暗号文のコピーです。単に“文字が書いてあるだけ”なのに、全面に渡って“目立つ汚れ”が印刷されてます。
ネル:あー、それ。それはな、

パラ

ネル刑事は、ビニール袋に入った暗号文の原文を取り出した。その暗号文はよく見ると、黒だけでない“いろいろな色の汚れ”が付いていた。

ネル:このように、元が汚れていただけなんだ。これでいいか?。
ミク:それが一番重要だったんですよ。
ネル:?。
ミク:このコピーの汚れ、最初から少し気にかけていたんです。そして、筒のトリックがここでわかった時、全てのトリックが繋がったんです。
ネル:全てのトリック?。
ミク:この事件のトリックは全て“連動”されていたんですよ。流れはこうです。

キュキュ

ミクはホワイトボードに、“事件前日”、“事件当日”、“現在”と書き、時系列で流れを追う事にしたようだった。

ミク:まず、犯人はなぜわざわざ「暗号文」なんて残したのか?。ネル刑事、暗号文はどんな感じで額縁に置かれてましたか?。
ネル:それは・・・なんというか、絵のように飾ってあるように、きちんと傾かずに置かれてあったよ・・・・!、まさか!。
ミク:そうミク。事件前日に飾ってあった“絵画のように見えた物”、それは、この暗号文の上に描かれた偽物の絵画だったのです。そのソニカさんが持っている“時間が経つと消える薄い特殊絵の具”で描いた絵ですよ。この時点で既に、絵画は盗まれており、あらかじめ盗んでいた書道の筒を加工して、その中に入れて、筒を元に戻して置いたわけです。

キュキュ

ミク:そして、事件が発覚する朝、書道の筒を持って、ユキちゃんは学校に登校した。この時点で、絵画の場所は、“学校”、となります。置かれている偽の絵画は夕方、チェックが入る頃に、消えて、下地に書かれた暗号文が出てきて、“暗号文の書面“、が元々そこに置かれていたようなシチュエーション、となったわけです。ここで警察が入るわけですが、先ほどネル刑事がいわれたように、調べても絵画は出てこない、そう、絵画は学校にあったからです。

キュキュ

ミク:絵画は旅館にはない。そして犯人は既に総チェックされてシロだとされているから、これ以上の持ち物チェックはない。この“盲点”を利用したのが、最後のトリックです。今日、書道の筒を持って、ユキちゃんが旅館に帰ってきた後、隙を見て書道の筒を再度盗み、仕掛けを外して絵画を奪い、自分の持ち物に入れてしまう。そして書道の筒は元に戻しておく。そして、暗号文が解かれるであろう事を予定していた通り、暗号文が解かれ、ユキちゃんが犯人と断定されれば、現物の絵画が見つからなくても、事件はいったん終了する事になるから、真犯人自身は既に持ち物チェックを受けているから、旅館を安全にチェックアウトすることができ、そのまま絵画を持ってトンズラ。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

御貢アペンドの挑戦状! 再び見参!・初音ミク 最終話 真相

☆オリジナル作品第10弾である、「御貢アペンドの挑戦状! 再び見参!・初音ミク」の最終話です。

☆全ての真相です。

☆・・・・最後なのに、何やら“前バ”があるようですね・・・。

******

hata_hata様が、第1作目のきのこ研究所のイメージイラストを描いて下さいました!。まことに有り難う御座います!。
『「却下します!」』:http://piapro.jp/content/oqe6g94mutfez8ct

☆hata_hata様が、第2作目のきのこ商店街のイメージイラストを描いて下さいました!。本当に有り難う御座います!。
『causality』:http://piapro.jp/content/c0ylmw2ir06mbhc5

☆nonta様も、同じく商店街のイメージイラストを描いて下さいました!。本当に有り難う御座います!。
『ようこそ!、きのこ駅前商店街へ!』:http://piapro.jp/content/dmwg3okh7vq1j8i1

☆あず×ゆず様が、第8作目の部室棟の死神案内娘“テト”を描いて下さいました!。本当に有り難うございます!。
『おいでませ!木之子大学・部室棟へ♪』:http://piapro.jp/content/rsmdr1c3rflgw7hf

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投稿日:2010/05/24 20:23:41

文字数:4,500文字

カテゴリ:小説

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  • ayuu

    ayuu

    ご意見・ご感想

    こんにちは~^^ayuuです☆
    拝読させていただきましたっ!!

    最後のどんでん返しに驚きました……!!
    犯人はまさかまさかのソニカさんだったんですね。
    透明になる絵の具、私も使ってみたいですwww
    何はともあれ犯人がわかってよかったです!!
    そして……、まさかの番外編www
    とてもおもしろかったです>w<
    カイト達の扱いの酷さに噴いてしまいましたw
    あと、月読アイちゃん優しいですねw


    とてもおもしろかったです!!!
    次の作品も楽しみにしています!!!

    2010/05/29 11:20:35

    • enarin

      enarin

      ayuu様、今晩は!

      > 拝読させていただきましたっ!!

      有り難うございます!。今回は最速最短での終了になりました。ストーリー薄目で暗号解読がメインでしたからね

      > 最後のどんでん返し

      警察の捜査ですら”シロ”だったソニカさんが犯人でした。というか”連続盗難事件”の犯人でもありましたね。でもミクさんには勝てませんでしたww

      > 透明になる絵の具

      これはリアル売っている物は見たこと無いんですが、研究中な物ならあるだろうと思って採用してみました。子供の落書き防止用とか、開発されたら、便利だと思うんですよ

      > そして……、まさかの番外編www

      今回だけだと思う、作者裁判の番外編。まさに”楽屋ネタ”です。CASTの方々は一部を除いて、厳しかったです・・・

      > とてもおもしろかったです>w<

      有り難うございます!。(^o^)/ 楽屋ネタって、TVのお笑い番組関連ならいいんですが、小説ではアリなのかな?、っと思ってましたので嬉しいです。実は番外編、1つの”話”として作られてました。でも、別個で出すほどのシナリオではなかったので、最終話と合わせたんです。結果、良い効果が出たので、良かったです

      > カイト達の扱いの酷さ

      これがKAITO達の扱いなんです。ついでにがくぽさんも巻き沿いを喰らいました。その割に”氷山キヨテル”さんは、結構良い役を貰ってましたね。今回はAHS経営の旅館が事件現場だったので、結果的に出番が多かったわけですね

      > 月読アイちゃん優しいですね

      最年少CASTがアイちゃんだったので、最後にも出て貰いました。隣でアイちゃんのパッケージソフトがあり、更に、PCにもインストールされてあったので、イメージが沸きやすかったです。でも厳しいことも言う幼稚園児でした

      > 次の作品も楽しみにしています!!!

      次回はもっと”初期設定と設定資料”を練り直して、挑むことにします。もうあの法廷は・・・(←って!、自分で書いたのに・・・)

      このたびの、そしてこれまでのご閲読、コメント、有り難うございました!

      2010/05/29 16:46:18

  • nai☆

    nai☆

    ご意見・ご感想

    あるぇ? 見慣れぬ『作者』タグ…。なんだろ?

    いやぁ、お疲れ様でした。
    結局nai☆は、トリックを解説されるまでちぃ~っとも分かりませんでしたw
    うん、莫迦だからね、私って★…orz (←でも内心早いうちから推理を放棄しといて正解だったかもw)
    しかし、“時間が経つと消える薄い特殊絵の具”ってどんな物なんだろ? 画材に詳しくないのですが、そういう物があるんですね。
    無事、事件も解決し、恒例のグルメなエンディング…って、『<< 前のバージョン』?  え?? …???

    わ! わっ!! ぅわっ!!! ena…作者ちゃんさんって、ドMさんだったんですか~\(≧ヮ≦)ノ
    なんという、鋭いセルフ突っ込みwww
    いやいやいやw もし、ena…作者ちゃんさんが有罪なら、私たち読者連中も連座制適用で全員有罪ですよw
    そして、私達に執行される刑罰は、執行猶予なしの『ボカロ文化をこころゆくまで楽しむ刑』なんですねw

    (なぜだろう…、S・S・ヴァン=ダインの笑い声が聞えたような気がしたwww)

    2010/05/25 22:58:13

    • enarin

      enarin

      nai☆様、こんにちは!

      > 見慣れぬ『作者』タグ

      例の件があるため、まず他で使うことがないだろう、このタグを使いました。タグ消去されても仕方ないかも…

      > いやぁ、お疲れ様でした

      有り難うございます!。最後は裁かれちゃいました…

      > orz

      いえいえ、今回は最終話でほとんどの謎が出てきたので、暗号も含めて推理できない状況でした。裁判でも語られた通り、反省です…

      > 時間が経つと消える薄い特殊絵の具

      ほとんど科学的確証のない、ほぼ架空の絵の具なんです…。色素が時間が経つと透明になる絵の具なら、あると思って使いました

      > 恒例のグルメなエンディング…って、『<< 前のバージョン』?  え?? …???

      すいませんです。今回はちょっと変わった趣向ということで、こういうのを用意しました

      > 作者ちゃんさんって、ドMさんだったんですか??(≧ヮ≦)ノ

      そうです♪、作者ちゃんは、痛めつけられて歓喜するドMさんだったのです!。とはいえ、痛めつけていいのは、”小説内のキャラ”だけですけどね。それも”指摘”だけ

      > なんという、鋭いセルフ突っ込みwww

      なんというか、その点が番外編のネタだったりします。ツッコミ所満載の作品でしたので

      > 私たち読者連中も連座制適用で全員有罪ですよw

      すいませんです。このことはこの番外編をアップする時、戸惑った内容なんですよね。”そんなダメダメだらけの小説を読者に読ませたのかい!!!”って内容ですよね。重ね重ね申し訳ないです

      > 執行猶予なしの『ボカロ文化をこころゆくまで楽しむ刑』なんですねw

      そういう事に収束していただければ、大変嬉しいです。ありがとうございます!

      (なぜだろう…、S・S・ヴァン=ダインの笑い声が聞えたような気がしたwww)

      これのコメントは拝見させて頂いておりましたので、私にも彼の笑い声が聞こえてきました。あってはならない推理小説の犯人…。

      このたびの、そして、これまでのご閲読、コメント、有り難うございました!

      2010/05/26 12:45:34

  • nonta

    nonta

    ご意見・ご感想

    やはりそうでしたか。
    自分には初めっから犯人、分かっていました(*´σー`)
    自分の言う、初め=第6話のことですがw
    ただ絵をどうやって盗んで筒にいれたのか、トリック、アリバイ等はどうなっていたのか、勿論考え及びませんでしたw
    それよりも…、あれ?終わっているのに、まだ続きがあるみたいでwww。
    いやはや、このラストは全く予想できませんでしたwww
    でも、まあキッチリリアリティーにこだわりすぎちゃうと結局は作品が面白くなくなってしまいますしね。
    …もっとも、そのことも考慮された上での無茶振りという判決になったのでしょうけど(ボソッ
    あ、これじゃフォローになってませんでしたね(゜∀゜;)
    そうは言っても今回も申し分なく楽しませていただきました。
    ありがとうございました。
    そして最後の最後までお疲れ様でした。

    2010/05/25 17:22:51

    • enarin

      enarin

      nonta様、今晩は!

      > 自分には初めっから犯人、分かっていました(*´σー`)

      おめでとうございます!。”ゆけむり”のトリックは難しかったですから、今回は”これまでの何気ないヒント”を多めに残しました

      > 自分の言う、初め=第6話のことですがw

      いえいえ、”犯人当て”をするための必須記載は、その第6話からですから、無問題ですよ?♪

      > ただ絵をどうやって盗んで筒にいれたのか

      あ。。。。(ゴソゴソ)・・・えー、ソニカさんは犯行前日までにこっそりユキちゃんの部屋に入って、盗み出した事にしてます。絵画は人がいない時を見計らって、暗号文の上に描いた偽絵画に交換して盗みました

      > いやはや、このラストは全く予想できませんでしたwww

      実は、作者本人もわかってなかったりして・・・。頭の中のボカロ達が暴走して、書かせた感じがしました・・・

      > 作品が面白くなくなってしまいますしね

      そうなんですよね。リアリティだけの推理小説は無いんですよね。なにせ”小説”ですからね。かの有名推理漫画ですら、”?の矛盾”とかいう本が発行されてしまう位ですし・・・

      > そのことも考慮された上での無茶振り

      いや?、そこまでの策士ならいいのですが、今回は残念ながら”作っていった時に出来た穴”でした。ははは・・・

      > そうは言っても今回も申し分なく楽しませていただきました

      有り難うございます!。凄く嬉しいです!。今回は凄く短い物になりましたが、楽しんで頂けて嬉しいです!

      > 最後の最後までお疲れ様でした

      有り難うございます!。本当に”最後の最後まで”でしたねww。アイちゃんから貰ったペロペロキャンディーでも舐めて、次回作で頑張ろうと思います

      このたびの、そしてこれまでのご閲読、コメント、有り難うございました!

      2010/05/25 22:58:23

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