バナナ　バナナ　バナナ　バナナ　バナナ　バナナ　バナナボートに乗っかって

海から聞こえる　ソラシド
君が好きなの
「次はふたりで」
なんて言えない
君を狙うの
わたしだけじゃない
あの娘みたいに
スタイル良くない

ライバルには　負けたくないから
君とふたりきりになれる　口実　を見つけたよ

晴れやかな空と青い海
渚へと誘う理由は
パラソルの陰でふたりきり
なんてわたしらしくないから
海の家で借りたのは　2人乗りのバナナボート

海から聞こえる　ソラシド
合わせ　ほら始動
「ふたりで　また行こう」
ついに言ったの
「それもいいかも」
空返事じゃない？
あの娘だったら
即答したの？

君が持つ黄色のボート見て
君とふたり乗りができた　自転車　を思い出す

学校終わりの昼下がり
あの日も今日みたく暑い日で
「後ろに乗りな」と誘われて
無邪気に抱きつけばよかった
ふたりきりになれたのに　何もできず泡になった

振り落とされないように手を
勇気出し君の腰にまわす
なんてない素振りしてるけど
赤くなった耳に気づいた
潮風とプレリュード　バナナボートに乗っかって

バナナ　バナナ　バナナ　バナナ　バナナ　バナナ　バナナボートに乗っかって