【建国反旗】



その戦果の積み重ね英雄と崇められ
人が集い賑わう日々それでも向上心忘れず

その武勇伝は伝わり他国でも恐れられ
王族よりも人気で知名度はうなぎ登り



その名声に嫉妬 恐怖する王子
二人の王子がいて兄に仕える英雄

その戦果は本物 実力も本物
これ以上の戦果は絶大な力になる



その力に呑まれてその存在を消せ
打ち出された計画 英雄の討伐

奪われる前に真夜中先手必勝
刺客が無惨に倒され血の海に変われば

顔を隠した王子と一騎討ち
王子とバレて立ち去る公言されない出来事



その未遂の暗殺で英雄は決心する
ここに居たら二の舞だと王子と決別して離れる

その決意国に広がり人の群れ止めに来る
英雄だから狙われ止められる だから進む



弟王子すら呆れてる始末
兄へと進言して止める算段提案

だが暗殺企てバレたなど言えない
もう弟諦め英雄を追走する



さあ英雄旅立ち隠れて一人去る
たった一人の帰還で故郷へ帰ろう

追い掛けて来てる弟王子待てば
交渉みたいな命令 帰り道こちらだ

そこで弟王子は決断
英雄共に歩めば父親 兄など知らない



懐かしの故郷 弟王子引き連れて
驚く村人 未だ戦の傷癒えず
それでも元気な姿以前よりは増している



さあ英雄讃えよ明るさ更に増し
村人達喜び その噂広まる

何日かすると猛者達村に集う
歴然勇者が集えば戦いの臭いだ

それは裏切り烙印押された
英雄そして王子の建国反旗の瞬間


<ひらがな仕様>


【けんこく はんき】



その せんかの つみ かさね  えい ゆうと あがめ られ
ひとが つどい にぎわう ひび  それでも こうじょう しん わすれず

その ぶゆう でんは つたわり  たこく でも おそれ られ
おうぞく よりも にんきで  ちめい どは うなぎ のぼり



その めい せいに しっと  きょうふ する おうじ
ふたりの おうじが いて  あにに つかえる えいゆう

その せんかは ほんもの  じつ りょくも ほんもの
これ いじょうの せんかは  ぜつ だいな ちからに なる



その ちからに のまれて  その そん ざいを けせ
うち だされた けいかく  えい ゆうの とうばつ

うば われる まえに  まよなか せんて ひっしょう
しかくが むざんに たおされ  ちの うみに かわれば

かおを かくした  おうじと いっきうち
おうじと ばれて たちさる  こうげん されない できごと



その みすいの あん さつで  えい ゆうは けっしん する
ここに いたら にのまい だと  おうじと けつべつ して はなれる

その けつい くにに ひろがり   ひとの むれ とめに くる
えいゆう だから ねらわれ  とめら れる だから すすむ



おと うと おうじ すら  あきれ てる しまつ
あにへと しんげん して  とめる さんだん ていあん

だが あんさつ くわだて  ばれ たなど いえない
もう おとうと あきらめ  えい ゆうを ついそう する



さあ えいゆう たびだち  かく れて ひとり さる
たった ひとりの きかんで  ふる さとへ かえろう

おい かけて きてる  おとうと おうじ まてば
こうしょう みたいな めいれい  かえ りみち こちらだ

そこで おとうと  おうじは けつだん
えいゆう ともに あゆめば  ちちおや あになど しらない



なつ かしの こきょう  おとうと おうじ ひき つれて
おどろく むらびと  いまだ いくさの きず いえず
それでも げんきな すがた  いぜん よりは まして いる



さあ えいゆう たたえよ  あか るさ さらに まし
むら びとたち よろこび  その うわさ ひろまる

なん にちか すると  もさたち むらに つどう
れきせん ゆうしゃが つどえば  たた かいの においだ

それは うらぎり  らくいん おされた
えいゆう そして おうじの  けんこく はんきの しゅんかん

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

建国反旗 【曲募集中】【連動作詞】

※【2016作詞道100連撃】【070連撃目作品】※

7構成×5作品=全35作品予定。
【連動作詞12_過去編#6】

曲を付けて頂けると喜びます。
よろしくお願い致します。

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投稿日:2016/11/13 21:42:04

文字数:1,739文字

カテゴリ:歌詞

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