end and 形成 one&one 大抵
掠りもせずに終わる関係
延々笑ってわんわん泣いて
すれ違えてるうちが花

絢爛豪華 夢のまた夢
羨む心 燻ってる頃
暗中摸索 始まる合図
上面捨てて 浸る夜

(I for me, you for you, right? Why don't you turn on yourself?
World of me, by me for me, starts to meet another me!
Solo live, not sorrow life! Soul of light, and so all night!
Off-limits now! Unlimited hearts!
Self-centeredness!)

至る新境地 さあ用意はOK?
妄想なんじゃん、最高なんじゃん!
降り注いだスポットライト
涙と愛と憎しみ全部
喜怒哀楽まとい 踊り明かせばいい
妄想なんじゃん、最高なんじゃん!
眼差し貫くミラーボール
今ひとかけら 光る願望
自由になるための世界

I know 概念 hide song の音
奇は衒っていきたい所存で
才の完成 敗走 所詮
諦めも肝心ってカンジ?
慇懃無礼 身に余る光栄
籠もる本音と建前の前
品行方正 寡黙で聡明
積もる「らしさ」にがんじがらめ

心の奥 ぽとり落ちる
…寂しい

妄想なんじゃん、最高なんじゃん…?

妄想なんじゃん、最高なんじゃん
現実逃避のコンフリクト
繰り返す日々 いつの日かただ
弱い主役(じぶん)と握手出来たのなら
もう…そうなんじゃん、最高なんじゃん!!
まだ終われないパーリーナイト
誰にも見せない いわゆるお遊び
自分になるための世界


(仮名表記)
※英語の部分は想定発音(括弧内は小さく発音/発音しなくても大丈夫そうな音)

エン エン けいせい ワン&ワン たいてい
かすりもせずにおわるかんけい
えんえんわらってわんわんないて
すれちがえてるうちがはな

けんらんごうか ゆめのまたゆめ
うらやむこころ くすぶってるころ
あんちゅうもさく はじまるあいず
うわつらすてて ひたるよる

(アイ フォー ミー, ユー フォー ユー, ライ(ト)? ワイ ドン チュー ターン オン ユアセル(フ)?
ワール(ド) オブ ミー, バイ ミー フォー ミー, スター(ト) トゥ ミー(ト) アナザ ミー!
ソロ ライブ, ノット ソロ(ウ) ライフ! ソウル オブ ライト, アン ソ(ウ)オール ナイ(ト)!
オフリミ(ッツ) ナウ! アンリミ(テッド) ハーツ!
セル(フ)センター(ド)ネス!)

いたるしんきょうち さあよういはオーケイ?
もうそうなんじゃん、さいこうなんじゃん!
ふりそそいだスポットライト
なみだとあいとにくしみぜんぶ
きどあいらくまとい おどりあかせばいい
もうそうなんじゃん、さいこうなんじゃん!
まなざしつらぬくミラーボール
いまひとかけら ひかるがんぼう
じゆうになるためのせかい

アイ ノウ がいねん ハイ(ド) ソン(グ) のね
きはてらっていきたいしょぞんで
さいのかんせい はいそう しょせん
あきらめもかんじんってカンジ?
いんぎんぶれい みにあまるこうえい
こもるほんねとたてまえのまえ
ひんこうほうせい かもくでそうめい
つもる「らしさ」にがんじがらめ

こころのおく ぽとりおちる
…さびしい

もうそうなんじゃん、さいこうなんじゃん…?

もうそうなんじゃん、さいこうなんじゃん
げんじつとうひのコンフリクト
くりかえすひび いつのひかただ
よわいじぶんとあくしゅできたのなら
もう…そうなんじゃん、さいこうなんじゃん!!
まだおわれないパーリーナイト
だれにも見せない いわゆるおあそび
じぶんになるためのせかい



(歌詞説明)
・1番
主人公は「人間同士なんてお互い掠りもしないまま(=深い関係にならないまま、顔見知り程度で)関係が終わる。だから、笑うのは勿論、泣いたりすれ違いに悩んだりしているうちが花だ」と突っぱねた考え方をしています。
「end and 形成」は人間関係の終わり(end)と形成、「one&one」は人&人、を表しています。
主人公は深い人間関係を築くのが得意ではなく、一人で居ることが多いです。主人公自身はそれを不本意だと感じています。また、自身の立場や交友関係に納得していません。

主人公には、密かな主役願望があります。しかし、職場や学校では目立たず、脇役ポジションであるため、「絢爛豪華(=主役)なんて夢のまた夢」とも考えています。

そんな主人公は、暗くなって家に帰ると、主役になってスポットライトを浴びて意のままに踊る…という妄想を繰り広げます。上っ面を捨て、表に出さない全ての感情を解き放った、自分だけの、自分のための、自由な妄想世界です。
※スポットライトなどは妄想ですが、恐らく、実際に踊るくらい自由に過ごしています。

ラップ部分の「I for me, you for you」は有名な標語「One for all, all for one(一人はみんなのために、みんなは一人のために)」のパロディです。
また、「World of me, by me for me」はエイブラハム・リンカーンの「Government of the people, by the people, for the people(人民の人民による人民のための政治)」のパロディです。

※ラップ部分の訳(意訳しています)
「私は私のために、あなたはあなたのために、でしょ?」「なぜ自分のスイッチをオンにしないの?」「私の、私による、私のための世界が、もう一人の私に会い始める!」「ソロウライフ(悲しい人生)じゃなくてソロライブ!光る魂、そしてオールナイト!」「今は立ち入り禁止!無限の心!自分本位で!」

・2番
主人公は、いつも真面目に振る舞っているけれど、思い切って、普段とは違う奇を衒った行動をしてみよう、と密かに考えています。しかし、完成された才を持った人には及ばないので、諦めて敗走するしかありません(と、決めつけています)。
「I know 概念」(=「概念を知っている」)は、「世の中の既存の概念を大方知ったつもりでいる」ことを表しています。思いあがっています。
「hide song」は、そのまま「歌を隠す」。妄想世界で、踊りながら歌っていたんだと思います。もしかしたら、隠れてこっそり、自分で歌を作ってみたのかもしれません。

学校や職場は公共の場であるため、本音と建前がどうしても存在します。そんな中で、主人公は周りから「品行方正 寡黙で聡明」というレッテル(=「らしさ」)を貼られてしまいます。

主人公は今まで強がっていましたが、ここで、心の奥底から「寂しい」という感情がこぼれ出てしまいます。普段なら1番の通り「喜怒哀楽まとい」踊り明かすところです。しかし、そうすることができないほど、寂しさに囚われ、動けなくなっていました。


「妄想」を「最高」と断言できなくなった主人公は考えます。所詮、今考えていることは妄想で現実逃避。妄想世界の外でも主役になりたい自分と、脇役でしかない自分との間で「コンフリクト(=葛藤)」を繰り返している。けれど、繰り返す中で、いつか「弱い主役(じぶん)と握手できたのなら(=自分の弱い部分を認め、「主役」だと思えるようになったのなら)」…。

・ラスサビ
きっとそれは「最高」だ、と、持ち直します。
「所謂お遊び」かもしれないけれど、主人公は自分のための妄想世界で今夜も踊り、「自分(=主役)」になります。

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい
  • 作者の氏名を表示して下さい

【歌詞応募用】Only Me NIGHT!(オンリーミーナイト)

えんきゅー/eNQueue様の歌詞募集作品【https://piapro.jp/t/Jr5R】に応募させていただきます。

歌詞本文の後ろに仮名表記と、歌詞の解説があります。

普段は大人しく寡黙で、真面目な勤務(授業)態度の社会人(学生)が、心や頭の中、家でははっちゃけて楽しそうにしている様子を歌詞にしました。
誰にも見せない自分だけの一面や、表に出さない感情、主役願望、葛藤が表現できていれば嬉しいです。

必要に応じ、追記、修正、歌詞の変更をいたします。

英語にはあまり自信が無いので、スペルミスなどがございましたら、遠慮なくご指摘ください。

(※歌詞募集元作品のほうへ付けた応募コメントを、数回消して書き直しました。通知をうるさくしてしまいましたら大変申し訳ございません。)

閲覧数:141

投稿日:2023/12/30 16:05:32

文字数:3,194文字

カテゴリ:歌詞

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