嗄れゆく蝉時雨 夏の終わり告げる
儚い輝き一瞬放って
一匹の蝉 命ある限り謡え


燃える太陽 汗を流して今日も  
見てくればかり気にして 日陰で休んでいる 
昔みたいに無邪気にはなれない
現実を知って まあなんとか生きているよ

耳をつんざく あの蝉の合唱は
今も昔も変わらねえな ミンミンと

謳えよ蝉時雨 夏のはじまり告げる
誰が為にお前は生きているんだ
自問自答のように繰り返した


虫籠の中で見られてるお前は
まるで自分のようだ あきらめた顔している
自分で羽ばたくことも忘れて 餌与えられて
うん、生かされてるよ

夏を彩る あの蝉の叫びは  
今も昔も変わらねえな ジリジリと

誇れよ自分の唄を 消えない暑さ飛ばし
ここに生きてると示して強く
うだるような熱に 溶けてしまう前に
とどけ


謳えよ蝉時雨 ここにいると告げる
誰かに届けと激しく優しく
この空遠く 喧騒を超えて響け
 
嗄れゆく蝉時雨 夏の終わり告げる
儚い輝き一瞬放って
一匹の蝉 命ある限り謡え

自分の声で

ライセンス

  • 非営利目的に限ります
  • この作品を改変しないで下さい

蝉時雨 歌詞

閲覧数:77

投稿日:2021/06/11 00:21:16

文字数:449文字

カテゴリ:歌詞

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